過去のお知らせ

生態影響に関する化学物質審査規制・試験法セミナー(平成18年度)

 環境省と独立行政法人国立環境研究所(以下、国立環境研と称す)が主催する生態毒性試験セミナーが開催された。
 このセミナーは、国立環境研が平成15年度より生態毒性試験法(GLP試験)に関して開催していたが、今年度から環境省と共催で化学物質審査規制(化審法)に関する国内外の動向及び生態毒性試験法(GLP試験)に関する技術的事項についての情報提供を行った。
 今回は、参加者300名以上と例年の100名程度を大きく上回り、開催場所が変更されるなど、関係企業における関心の高さがうかがわれた。
 セミナーは、午前中の第1部で「化学物質審査規制に関する動向」として以下の4題に関しての講演があった。
 化審法施行状況及び化学物質審査規制に関する国際動向、OECDテストガイドラインに係る動向と今後の見通し、QSAR(Quantitative Structure Activity Relationship;定量的構造活性相関)利用に関する国際動向及び生態毒性QSARモデルの開発状況について及び輸送化学品の安全性評価に係る国連の取組等について。
 なお、OECDテストガイドラインに関しては、2007年1月より無料でダウンロード出来る様になった。
 午後の第2部では「生態毒性試験に関する技術的事項」として以下の3題に関しての講演があった。
 藻類生長阻害試験の改正内容について、難水溶性物質の試験法に関する検討の状況及び魚類急性毒性試験等における毒性症状の記載について。

(2007年01月19日開催の平成18年度セミナーより)

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