過去のお知らせ

「生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナー(平成20年度)」について
 2008年11月26日(水)科学技術館サイエンスホールにおいて、平成20年度「生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナー」が開催された。
第一部は「化学物質審査規制法の見直しについて」及び「海外の化学物質管理の動向について」の講演がなされ、国際的動向もふまえた化学物質に関する我が国の対応についての現況が報告された。
第二部では、「生態毒性QSAR(定量的構造活性相関;Quantitative Structure-Activity Relationship)及び生態毒性試験に関する事項」についての各講演が行われた。この講演では、「化学物質GLP(動植物毒性試験)に関する動向について」GLP制度の概要及び最近の動向の中でOECDにおけるGLP相互現地評価制度について説明がなされた。また、「試験困難物質の試験実施に係る技術的事項」では、WAF(水性画分;Water-accommodated fractions)調製法が紹介された。さらに、生態毒性QSARモデル「KATE (Kashinnhou Tool for Ecotoxicity) 」Web版とスタンドアロン版が公開され「KATE」の具体的操作方法についての説明がなされた。
今回のセミナーは、予想を上回る多数の参加申込みがあり、生態影響に関する化学物質規制及び試験法についての関心の高さが伺われた。今後とも引き続き、国際的動向をふまえた我が国の環境保護、安全への取り組みが注目される。
(2008年11月26日(水)開催の生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーより)

<<「過去のお知らせ」一覧へ戻る



E.S. Support

株式会社 イ-・エス・サポ-ト





▲ページトップ