過去のお知らせ

日本環境変異原学会第39回大会について
 日本環境変異原学会第39回大会が、2010年11月16日〜17日の期間、つくば国際会議場(茨城県つくば市)にて開催された。約350人の参加者が集い、発表に対して活発な議論が交わされていた。
 発表内容としては、一般発表(ポスター;119題、口頭発表;7題)、シンポジウム(10題)及び「遺伝毒性発がん物質のリスクアセスメントと閾値」に関するワークショップ(4題)。
 招聘講演として「化学物質審査規制法の改正の背景と概要等」(和田篤也・環境省環境保健部)並びに「化学物質管理の最近の動向」(北野 大・明治大学大学院)と題した講演があった。
 日本環境変異原学会の受賞講演として、学会賞「環境変異原・がん原物質の臓器特異的短期評価法に関する研究」(降旗千恵・国立衛研)、研究奨励賞「gpt dertaマウスおよびその由来細胞を用いたDNAクロスリンク剤の変異誘発機構」(竹入 章・中外製薬)があった。
 その他として、特別講演、国際シンポジウム(4題)があった。
 ポスター発表では、In vivoコメットアセイのOECDガイドライン化を目指して、国際バリデーションの実験が進められていること、多層カーボンナノチューブのようなナノ関連物質の発表等が興味深かった。

(2010年11月16-17日開催の日本環境変異原学会第39回大会より)

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